◇◇◇◇海外ビジネス体験談コラム◇◇◇◇
まずはビールで乾杯!
●ビジネスとお酒についてです。
●まずはビールです。1部の高級フレンチレストランなどを除くと、和食中華、西洋料理など、どの料理でも、スタートはまずビールからという方が多いのではないでしょうか。私もその1人です。
●世界を歩いてみても、この習慣は共通のようで、ビジネスマンランチ、ディナー、ともにビールから始める人は沢山います。それ程高くないアルコール度、さわやかな喉越しが気持ちよいし、食欲を高めるのでしょう。さらに値段も手ごろです。
●有名ブランドのビールをはじめ、地ビールまで数に入れると、世界には何千種類のビールがあるのでしょうか。もしかすると何万種かも知れません。それくらい、人々の生活に昔から密接に関係しているお酒です。
●ヨーロッパでは、もちろんドイツが筆頭で、私が以前住んでいたミュンヘンでは、ビールランチというメニューがあり、たくさんのビジネスマンがそれを食べながら、
仕事の話をしていました。ドイツなどヨーロッパの乾いた気候の中で飲む、濃い、味のしっかりしたビールはとてもおいしい物です。ビジネスの話も弾みます。
●又、ビールとソーセージで簡単に昼食を済ませるOL、ビジネスマンが沢山います。聞いたところによるとドイツのビール生産の7割程度がミュンヘン近郊だそうで、ヒトラーで有名なホフブロイハウス、
ライオンマークのレーベンブロイ、など有名大手ビールメーカーが工場を持っています。
●この様にドイツでは、ビールは人々の間で最も人気のある飲み物でありビジネスランチ、ディナーでも頻繁に飲まれています。
●ご存知の方は多くないかもしれませんが、ベルギーも沢山の種類のビールがあることで、ヨーロッパでは知られています。首都のブルッセルではビールだけのバーがあり、数十種類のビールを楽しむ事が出来ます。私はその中でも、グーロシュ、という銘柄が大好きです。
●一方、アメリカではビジネスの合間にビールも含め、アルコールを取る事は余りありません。宗教の影響や、健康ブームなどの影響が強いのでしょう。さらに、アメリカのビールは、アジア、
ヨーロッパに比べると バッドでもミラーでもホップ分が少なく水っぽいですね。
●アジアへ来ると、有名な中国のチンタオビールに始まり、フィリピンのサンミゲル、さらにはシンハー、そして、日本のアサヒ、キリンなどがどこへ行ってもありますね。
アジアのビールも欧州に並んでおいしいと思います。
●アジアでビジネスをしていると、ランチ時にアルコールを飲むことは余りありませんが、夕食時はやはりビールにお世話になります。湿気の多い、 高温多湿なアジアで飲むビールは、乾いた空気の欧州に比べ別の意味で、また格別においしいですね。
●この様にビールはどこへ行っても楽しめるので、ビジネスで旅行をしている楽しみの1つになっています。
●ただこのビール、アルコール分が低いだけに量を飲めてしまいますのでしばらくすると自然現象として、トイレが近くなります。 特にビジネスランチ時に飲みすぎると、ほろ酔い加減と自然現象で、午後の会議に身が入らなくなる事がありますので、注意ください。
◇◇◇◇◇◇◇◇ →次のコラムへ
|