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契約書翻訳を依頼する時のポイントとは?注意点を3つ解説

契約書翻訳をする前に知っておきたいこと

契約書翻訳とは?

契約書翻訳とは、法的な文書である契約書を正確に他言語に翻訳する作業のこと。一般的な翻訳と異なり、法的なニュアンスや条項の正確な意味を理解したうえで専門知識や各国の契約に関する用語に精通している必要があります。
誤訳が法的なトラブルを引き起こす可能性があるため、一般的な翻訳と比較するとより正確な翻訳が必要。翻訳の対象として扱われやすい契約書には以下のようなものがあります。

<契約書の種類>

  • ライセンス契約…特定の権利を持つ権利者が、他者に対してその権利を一定条件のもとで使用する許可を与える契約を指します。権利者から許諾された範囲内で権利を利用できるようになります。
  • 売買契約…当事者の一方が特定の物や権利を売る義務を負い、他方がその代金を支払う義務を負うという内容で合意する契約のことです。
  • M&A(合併・買収)契約…企業間での合併や買収のプロセスを規定するために締結される契約です。当事者間の権利や義務、取引条件、リスク分配などが法的に明確に定められます。
  • 業務委託契約書…企業間でのパートナーシップや共同事業の内容を取り決める契約書です。具体的な業務内容や責任範囲、報酬などが詳細に記載されており、専門的なビジネス用語や法律用語を正確に理解した翻訳が求められます。
  • 雇用契約書…雇用者と従業員間の関係を明確に定める契約書で、職務内容・報酬・労働時間・休暇・解雇条件などが含まれます。この翻訳には労働法の知識が必要で、国や地域ごとの法的な違いを考慮する必要があります。
  • 秘密保持契約書…企業や個人が持つ重要な情報を共有する際の漏洩や不正利用を防ぐために締結する契約で、「NDA(Non-Disclosure Agreement)」の略称で広く知られています。
    例えば翻訳会社に依頼する際にこの契約を締結すると、原文や資料を安心して預けることできます。
  • 国際物品売買契約書…国際的な商品取引を行う際に必要となる契約書です。二国間の取引におけるリスクや取引後のトラブルを未然に防ぎ、スムーズな取引の実現が期待できます。
  • リース契約書…不動産や機器の貸し出しに関する契約書です。リース期間・料金・保証・メンテナンス責任などが記載されており、翻訳には不動産や商法の知識が必要です。
  • 著作権譲渡契約書…著作権の所有権を譲渡する際に用いる契約書で、譲渡対象の著作物や範囲、報酬などを明記します。著作権法に基づいた正確な翻訳が重要です。

契約書のセルフ翻訳は難しい?

英文契約書と和文契約書では、法体系や商慣習の違いに大きな違いがあるため、法的な知識がなければセルフ翻訳は難しいでしょう。
知識がない状態で翻訳してしまうと専門用語や法律用語の誤訳、ニュアンスの違いによる誤解が生じやすく、法的なトラブルを招くリスクがあります。自力での翻訳が難しいと感じた場合は、専門知識を持つ翻訳者が正確かつ適切な翻訳を提供してくれる翻訳のプロに依頼するのがおすすめです。

契約書翻訳依頼時に注意すべき3つのポイント

翻訳者の専門知識・実績を確認する

契約書翻訳には、翻訳者が法律や契約に関する専門知識が不可欠。翻訳会社の公式サイトや翻訳者のSNSなどからどのような契約書を翻訳してきたか実績を確認し、契約書翻訳に精通しているかをチェックしましょう。翻訳者の資格や利用者の口コミ・レビューも参考になります。 また、依頼を検討している業界に精通しているかも確認しましょう。法律に詳しい場合でも医療や技術関連に精通していなければ、その分野の専門用語を正しく訳せるとは限らないためです。

セキュリティが担保されているか確認する

契約書や機密情報を取り扱う際には、その情報が外部に漏れないよう厳密な管理体制が必要です。例えばM&A契約や業務委託契約の場合、情報漏洩によって企業の競争力が損なわれたり信頼性が低下したりするリスクがあるでしょう。
契約書に関わる翻訳者に対する秘密保持契約(NDA)の締結が可能か、情報の取り扱いに関する社内ルールが整備されているかを確認するようにしましょう。

納期とコストのバランスを考慮する

翻訳を発注する際には、表面的な翻訳料金だけでなく「総コスト」を考えることが成功の鍵。信頼性が高くトータルでのコストパフォーマンスが良い翻訳会社を選べば、安心して高品質な翻訳を得られます。
翻訳発注のコストとしては、翻訳料金に加えて訳文チェックや修正にかかるコスト、 レイアウト・書式・図式処理にかかるコストがかかります。
契約書の場合、条番号、段落構成、表や図の配置などが正確でなければなりませんが、翻訳会社によってこれらの処理を含む場合と含まない場合があり、別途コストが発生することがあります。

契約書の翻訳で失敗しないための注意点

ダブルチェックとネイティブチェック

ダブルチェックとは、翻訳者とは別の担当者が誤訳・抜け漏れなど内容の正確性と一貫性をチェックすること。一方、ネイティブチェック(母語話者による確認)は文法的な正確性だけでなく、現地の文化的な背景を考慮した自然な表現になっているかをチェックします。
契約書のような法的文書では正確性と自然さの両立が求められるため、これらのチェック体制を備えた翻訳サービスを選びましょう。

リーガルチェック

リーガルチェックは、翻訳された契約書が法的に有効であるか・意図した内容を正確に反映しているかを法律の専門家にチェックしてもらうことを指します。その契約書が業界や地域ごとの特定の法規制に適合しているかを検証するのは、特に複数の地域や国にまたがる契約の場合に重要な要素。契約書の内容が法律に準拠していることを確認しておけば、リスクを軽減し法的トラブルを未然に防げます。

正確な契約書翻訳を低価格で実現するなら

弊社ケースクエアの翻訳サービスは、日本語1文字または英単語1ワードあたり8円からご提供。契約書翻訳の相場は日本語1文字あたり12~20円、英単語1ワードあたり15~30円となっています。
リーガルチェックをしたい場合は、提携先の弁護士を紹介することも可能。契約書翻訳以外にも医療や技術分野など専門性の高い翻訳の実績を持っているため、契約書翻訳を検討している方はぜひご相談ください。

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