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ゲームの翻訳・ローカライズを依頼する前に知っておきたいこと

ゲームの翻訳・ローカライズを依頼する前に!重要性や依頼先まとめ

ゲームに翻訳・ローカライズが欠かせないワケとは?

世界各国の人に作成したゲームを遊んでもらうためには、翻訳・ローカライズが必要不可欠です。
翻訳は原文を対象エリアの言語に正しく訳す作業のことで、ゲームであれば説明文や設定項目などの文章・単語のみが翻訳の対象となります。
ローカライズは言語を翻訳するだけでなく、翻訳先の国で使いやすいようにデザインやUIなどにも対応すること。また、自国では問題のない表現であっても、翻訳先の国や地域の文化・習慣では不快な表現を避けるための修正も行います。ローカライズを疎かにするとゲームの炎上・ダウンロード数の低下・サービス停止などの事態に発展する可能性があるため、注意が必要です。

ゲームの翻訳・ローカライズ依頼の費用を決める3つの要素

翻訳する言語数

ゲームの翻訳・ローカライズにおいて、翻訳する言語の数は重要な要素です。
ターゲットとする市場をどれだけ広げるかによって、翻訳すべき言語の数が決まります。英語圏だけでなくアジアやヨーロッパなど多くの地域に展開する場合は多言語対応が必要ですが、翻訳する言語の数が増えるとそれに比例して料金や時間も増加するもの。ゲーム制作やプロジェクトに使用できる予算・時間には限りがあるからこそ事前に翻訳する言語を明確にし、予算やスケジュールに影響が出ないようにしましょう。

ゲーム翻訳の運用・手間

ゲーム翻訳は通常の翻訳とは異なり、テキスト翻訳だけでなく表示の確認・テストプレイなどの複数の工程が必要になります。これは言語によって同じ内容を伝える際に必要な文字数が異なり、レイアウトを調整する必要があるため。翻訳言語が増えるのに比例して開発の運用・手間が増加するため、ゲーム翻訳の流れを考慮し、自社でどこまでを担当してどの範囲を外注するのかを決定する必要があります。

外注コストの配分

翻訳する言語数を増やし過ぎると予算が不足し、翻訳の精度が落ちてゲームの品質が低下する恐れがあります。ゲーム翻訳・ローカライズに掛けられるコストを明確にしておきましょう。
特に多言語対応を目指す場合は、各言語での翻訳の質を保つために適切な予算配分が必須。翻訳だけでなくローカライズにおいても文化的なニュアンスや地域特有の表現を取り入れる必要があり、そのためのコストも考慮しなければなりません。
予算に応じた外注の範囲を決め、適切な配分をすることが売上拡大につながります。

ゲームの翻訳・ローカライズの主な依頼先

無料翻訳ツールの使用

費用をかけずにすぐに翻訳できるのが、DeepL・Google翻訳・ChatGPTなどの無料翻訳ツールです。
翻訳ツールの精度は向上しており、機械が作ったとは思えない程の自然な文章を作成してくれます。ゲームの設定項目・簡単な説明文や言語に依存せずに感覚的に楽しめるゲームであれば、無料翻訳ツールでも対応できるでしょう。
しかし、機械翻訳では前後の文脈で意味が変わる高度な文章への対応は難しく、ストーリー性のあるゲームの翻訳などには適していません。また、マイナーな言語の場合は翻訳ツールが対応していないといったデメリットがあります。

フリーランス翻訳者への依頼

フリーランス翻訳者への依頼は、柔軟性が高くコストを抑えやすい点が魅力です。クラウドソーシングサービス・SNS・求人サイトなどを使って専門知識を持っている人を雇うことで、特定の市場に向けた高品質な翻訳が期待できます。大手翻訳会社に比べてリーズナブルな傾向にあるため、予算によっては重宝するでしょう。直接のコミュニケーションが取れるため、細かなニュアンスを伝えやすいというメリットもあります。
しかし、個人依存のため急な対応や長期的なプロジェクトにはリスクが伴い、翻訳する言語や文字数が多く、納期が短い場合には対応できないケースもあるでしょう。複数のフリーランス翻訳者を管理することになると進行管理や品質管理が複雑になりやすく、結果的に社内コストがかかったり統一感のある翻訳が難しかったりといったデメリットがあります。

有志によるゲーム翻訳

有志によるゲーム翻訳は熱心なファンによって行われるため、ゲームに対する理解と情熱があり、その熱量が翻訳の質に反映されることがあります。翻訳の依頼を低コストで引き受けるだけでなく、ボランティアで対応してくれるケースもあるため、予算の制約が厳しい場合には有力な選択肢となります。
しかし、プロの翻訳者ではないため翻訳の品質にばらつきが出る可能性が高く、運用面での不安定さが大きなデメリット。有志の中から翻訳者の経験・スキルによってゲームや訳す内容にふさわしい翻訳者を厳選する必要があります。

翻訳会社への依頼

翻訳会社への依頼は、プロフェッショナルなサービス・安定した品質を期待できる点が大きな魅力です。経験豊富な翻訳者を複数人抱えており、プロジェクト管理のノウハウも持っているため、大規模なプロジェクトにも対応が可能。セキュリティ面や誤字脱字の見直し・校正・ネイティブチェックなどの体制も整っているため、質の高い成果物を納品してくれます。
デメリットは、翻訳ツールやフリーランスの翻訳家と比較すると費用が高くなる点。翻訳者と直接やり取りすることが難しいため、細かなニュアンスが伝わりにくい点にも注意が必要です。

ゲームの翻訳・ローカライズの依頼で失敗しないために

ゲームの翻訳・ローカライズの依頼先を選ぶ4つのポイント

実績があるか

依頼先を選定する上で、ゲームの翻訳・ローカライズに関する実績の有無をチェックしましょう。
実績があるということは、過去に成功したプロジェクトがあり、その経験から得た知識やノウハウが蓄積されている証です。過去に人気のあるゲームタイトルの翻訳を手掛けたことがある場合、その会社はゲームの世界観を壊さずにローカライズする技術を持っていると言えます。
依頼前には、公式サイトやSNSなどから翻訳したゲームのタイトル・過去の取引先などをチェックしましょう。

料金体系が明確に提示されているか

翻訳やローカライズの費用はプロジェクトの規模や内容によって異なります。料金体系が不明瞭だと予算管理が難しくなるため、明確に提示されているかどうかも重要なポイント。不透明な場合は後々追加料金が発生する可能性があり、予算オーバーや翻訳以外に掛けられる予算が減るなど、ゲームの品質低下に繋がる恐れもあるでしょう。
また、料金体系が明確な会社は信頼性が高く、後々のトラブルが発生しにくい傾向にあります。ゲームのアップデートや変更依頼など、追加作業にどの程度の費用が掛かるのかも確認しておきましょう。

品質を保つチェック体制が整っているか

ゲームの翻訳・ローカライズを依頼する際は、品質を保つチェック体制が整っている会社を選びましょう。翻訳内容が正確で自然な表現か、ゲームの世界観に一致しているかを確認する必要があるためです。
例えば、翻訳者が翻訳した内容を別の専門家が再確認し、最終的にプロジェクトマネージャーが全体をチェックする体制がある会社は、高品質な翻訳が期待できます。
また、誤字脱字の見直しとともにネイティブスタッフによるチェック体制があるかもチェックしましょう。文化的なニュアンスや地域特有の表現にも注意を払うことで、ターゲット市場に適した魅力的なゲーム体験の提供が可能になります。現地では不適切とされる表現を避けることができ、苦情・炎上などのトラブルも避けられるでしょう。

担当者とのやり取りがスムーズにできるか

ゲームの翻訳・ローカライズでは、ゲームの世界観を壊さないために細かなニュアンスや文化的な背景を理解し、正確に反映する必要があります。担当者とのやり取りがスムーズであれば依頼側の要望が翻訳者に伝わりやすくなり、円滑なプロジェクト運営ができるでしょう。
また、スムーズなやり取りは突発的な問題への迅速な対応にも繋がります。リリース直前に発生したバグや翻訳ミスに対して迅速に動いてくれる可能性が高いため、反応の早い会社は信頼性が高く、安心してプロジェクトを任せられるでしょう。

高品質・低価格を満たした翻訳を依頼するなら

SNSが普及している現代、ゲームの面白さがバズることもあれば、不適切な表現があると瞬く間に広がり販売・配信停止になる恐れもあります。だからこそ、信頼できる翻訳先への依頼は必須。とはいえプロジェクトの予算には限りがあるため、翻訳コストも抑えたいものです。
弊社ケースクエアはゲームの翻訳・ローカライズなどの翻訳を取り扱っております、翻訳料金も1文字8円からという低価格で対応が可能。メール・電話・FAXで24時間365日見積もり依頼を受け付けており、無料翻訳トライアルもしておりますので、翻訳を検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。