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特許翻訳はAIを活用すると作成できる?

特許翻訳はAIと相性がいい?

特許翻訳には型や定型文がある

特許関連の書類は、特許出願書類・特許明細書・特許請求の範囲など多岐に渡ります。それぞれの書類で「型」があり、記載すべき事項があります。
例えば、特許明細書であれば、発明の名称や技術分野、背景技術などが挙げられます。(詳細は「※特許出願書類の 書き方ガイド」をご確認ください。)さらに、特許関連の書類には定型文が多く含まれており、定型文もAIが学習しやすいデータだと考えられます。
このように、AIは学習できるデータを活かし、正確かつ効率的に翻訳する可能性が高くなります。

特許翻訳のデータは膨大にある

特許出願された内容は、1年6ヶ月が経過すると公開されます。公開されたら、誰でもインターネットでアクセスできるようになります。
公開された特許に関するデータはAIの学習データとして利用可能なため、特許翻訳の精度向上につながります。

特許翻訳はAI任せで本当に大丈夫なのか

そもそも、特許翻訳とは?

特許翻訳とは特許に関する文書を他の言語に翻訳する作業のことで、対象となる文書は特許出願書類・特許明細書・特許請求の範囲・技術文書など多岐に渡ります。法律の理解・正確な用語の使用・技術内容を理解しやすく翻訳する能力が必要なため、通常の翻訳とは異なる専門的な知識と経験が求められる作業です。
新たに開発した技術を競合他社による模倣から守るためには特許権取得が欠かせないものとなっており、グローバル展開をするなら、自社の利益を守るために進出先の国での特許翻訳は必要不可欠です。

特許翻訳とAIの相性

技術の飛躍的な発展により翻訳においてAIは欠かせない存在となりつつありますが、特許翻訳においてもAIは活用可能です。特許出願時に提出する文章は記載すべき項目・様式が決まっており、定型文や決まり文句も多用されるため、AI翻訳との相性が良いと言われています。
特許庁に出願された特許明細書は一般に公開されていて、AIの学習用データとしても利用が可能。翻訳精度の向上に役立つため、今後も特許翻訳においてAIはますます活用されるようになるでしょう。
しかし、文脈をふまえて翻訳したり言葉の裏にある意図を読みとって翻訳したりするのはまだまだ難しく、細かなニュアンスや複雑な技術的表現を誤訳するリスクがあります。現時点のAI翻訳のみでの作業完結は難しいため、内容を把握した人のチェック作業が必要です。

特許翻訳をAIに任せる際に必要なもの

特許翻訳を活用する場合、AIの弱点を補うためには「翻訳メモリ」の併用が不可欠です。翻訳メモリは、過去に翻訳した原文と訳文を対にして登録したデータベースを指し、プロ翻訳者が効率よく翻訳するために使われています。一度翻訳した文章を再度翻訳する必要がなくなり、品質の安定化とコスト削減が可能になるツールです。
AIに翻訳メモリを学習させれば特有の専門用語や定型表現を参考にAIが翻訳するようになるため、一貫性のある翻訳が可能になり品質が向上します。文章ルールが統一されている特許翻訳においてブレがある翻訳はミスに繋がるため、なくてはならないツールだといえるでしょう。

将来的にAIで特許翻訳を任せるために、今選ぶべき翻訳会社とは

AI翻訳の性能は急速に向上していますが、現状では特許翻訳をAIのみに頼り切るのはリスクがあると言えます。正確性・統一性が求められる特許出願においては、翻訳ミスによって申請の拒絶という致命的な結果に繋がってしまうもの。このような事態を避けるため、信頼できる翻訳会社へ依頼した方が安心です。
特許翻訳の実績が豊富な翻訳会社・ケースクエアでは、各分野のスペシャリストが翻訳メモリにも対応した高品質な翻訳サービスを、日本語1字につき8円からという低単価で提供します。翻訳メモリにも対応しているため、特許翻訳を検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

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