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利用規約とは?翻訳する際のポイントを紹介

利用規約は重要なもの?翻訳しておくべき理由とは?

利用規約とは?

利用規約とは、サービスや製品を利用する際に利用者が守るべきルールや条件を定めた文書のこと。企業や事業者が提供するサービスを適正に運用するために策定し、利用者は規約への同意のみでサービスを利用できる仕組みとなっています。
利用者が同意をすると法的効力が発生するため、トラブル発生時にも規約に則ったスムーズな対応が可能です。
利用規約の主な条項は、サービス内容・利用料金と支払い方法・利用時の遵守事項・利用規約の変更・契約の更新・知的財産権の帰属・損害賠償・契約の解除・免責事項・準拠法など。これらの条項はサービス・商品の特徴に応じて設定する必要があります。

利用規約の重要性とは?

法律上、事業者には利用規約を作成する義務はありません。しかし、事業者の権利を保護する手段として利用規約の作成は重要です。
不特定多数を対象にしたサービスを提供する場合、利用者ごとに契約交渉から締結まで行うというのは時間とコスト面で現実的でありません。例えばサービスの内容や利用方法に関して利用者とのトラブルが発生した際に、利用規約を設けておけば「規約でこのように定めています」と示して不利な条件に陥るリスクを軽減しつつトラブル解消へと導けます。
また、利用規約を作成しておくと事業者と利用者間の合意をスムーズに進められるというメリットも。企業の権利だけでなく、サービスの運用を考慮した場合も利用規約の作成は大切なのです。

利用規約とその他の契約書との違い

利用規約と似た文書に、契約書と約款があります。
利用規約と契約書の違いは、内容の交渉ができるか・第三者によって閲覧できる可能性があるか。利用規約は遵守すべきルールを事業者が一方的に定めるため、規約の内容について交渉はできません。一方、契約書は当事者間の合意に基づいて作成されるため、契約内容に齟齬があれば交渉によって内容の修正・変更を要求できます。また、利用規約の多くはインターネットで公開されるため、第三者が容易に閲覧可能ですが、契約書は基本的に当事者以外は閲覧できません。
約款と利用規約は、事業者が不特定多数の相手と同じ契約を結ぶ際に利用する点では同じです。しかし、利用規約が利用者に対してルールを定める文書であるのに対し、約款は事業者の義務に関する条項も記載するケースが多いという違いがあります。

利用規約の種類

  • ウェブサイトの利用規約…ウェブサイトの閲覧や会員登録を行う際に適用される規約。ユーザーの行動ルールやサイト運営者の責任範囲を明確にするために設けられ、個人情報に関した記載が重要視されます。
  • ソフトウェアの利用規約…ソフトウェアやアプリケーションをインストール・使用する際に適用される規約で、利用範囲・ライセンス条件・著作権の取り扱いについて記載するのが一般的。また、ソフトウェアやアプリケーションの改変や再配布の禁止事項なども含まれます。
  • サービスの利用規約…クラウドサービスやサブスクリプション型のサービスなどに適用される規約。契約期間・料金・解約方法・サポートの範囲などの情報を記載します。
  • ゲームの利用規約…オンラインゲームやモバイルゲームなどに適用される規約。不正行為の禁止・アカウントの管理責任・課金のルールなどを記載し、プレイヤー間のトラブルへの対応方針も規定する場合があります。
  • キャンペーンの利用規約…懸賞やプロモーションキャンペーンなどの際に適用される規約。応募資格・当選条件・景品の受け取り方法・個人情報の利用方針などが含まれます。

利用規約の翻訳で失敗しないために

利用規約を翻訳するために必要なスキル・知識

高い翻訳スキル

利用規約の翻訳には、高度な翻訳スキルが不可欠です。利用規約は日常の会話とは異なり法的な文言や専門用語が多く含まれるため、単なる直訳ではなく原文の意図を正確に伝える能力が求められます。また、表現の誤りや曖昧な翻訳が利用者の誤解を招き、トラブルに発展する可能性があるため、翻訳対象国の言語特有の表現やニュアンスにも配慮するスキルも必要です。

法律・法令の専門知識

利用規約は単なる説明文ではなく、サービス提供者と利用者の権利や義務を定める法的な効力を持つ文書です。法律・法令の知識がなければ規約の法的な部分を適切に翻訳できず、利用者に正しい利用内容を提示できません。
また、サービスや商品が海外で利用されるにあたっては、日本国内の法律だけでなく翻訳先の国や地域の法律に関する知識も必要。例えば欧州連合(EU)の「一般データ保護規則(GDPR)」や米国の「カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)」など、地域によって適用される法律は異なります。規約が現地の法律に違反する内容となると、海外利用者との間で訴訟トラブルに繋がりやすくなってしまうでしょう。

商品・サービスへの理解

利用規約は提供するサービスや商品に応じて内容が変わるため、翻訳者は対象のビジネスについての適切な理解が欠かせません。例えば、ECサイトの利用規約とソフトウェアの利用規約では保護すべき権利や利用者の義務が異なります。ECサイトの場合は返品・交換ポリシーや配送条件などの内容を含み、ソフトウェアの規約はライセンスの種類やデータの取り扱いに関する条項が重要になります。
そのサービスがどのような性質を持っていてどのような利用シーンが想定されるのか、サービスの仕組みを正確に把握した翻訳が求められます。

利用規約を自力で翻訳するのは難しい?

利用規約を自力で翻訳するのは可能ですが、難しい作業だといえるでしょう。 近年ではAIや機械翻訳の精度が上がってきており、翻訳をサポートしてくれるツールは多数あります。しかし、法律・法令のニュアンスの再現はまだまだ難しく、自身の知識・スキルが求められます。
規約を翻訳する際は、海外との商習慣の違いへの理解も必要。日本と海外では商習慣が大きく異なる可能性があり、利用規約の翻訳に反映されていない場合、サービス・商品の売り上げに支障をきたす恐れもあります。
誤った翻訳になっていた場合、事業者側に不利益が生じたり海外利用者との間にトラブルを引き起こしたりする可能性があるため、不安を感じるなら翻訳のプロに依頼するのが無難といえるでしょう。

利用規約の翻訳ならケースクエア

海外でサービスを提供するなら利用規約の翻訳は欠かせない作業ですが、内容に誤りがあると大きなトラブルに発展する恐れがあるため、正確な翻訳ができる専門の翻訳業者へ依頼するほうが安心です。
弊社ケースクエアは利用規約の翻訳実績を持っており、法務・法律に精通している専門家が質の高い翻訳を行います。
翻訳料金は日本語1文字・英語1ワードあたり8円からと、相場よりもリーズナブルな価格で提供。翻訳無料トライアルサービスを随時受け付けていますので、利用規約を検討中の方はお気軽にご相談ください。

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