イギリス留学するための必要な準備とは?
イギリス留学に向けて準備すべきこと
英語力を上げる
イギリス留学前に現地で日常会話程度の英語力を持っていないと、生活(買い物・移動など)や学業に支障をきたす恐れがあります。
以下のスコアを目安にして、留学目的に合わせて英語力を上げておきましょう。
- 語学留学…IELTS Overall 3.5~4.0程度
- 大学・大学院への留学…IELTS Overall 5.5~6.5程度
- インターンシップ留学…IELTS Overall 5.5~6.5程度
パスポートを申請・更新する
パスポートの申請・更新手続き完了までには、約1週間~10日かかります。時間に余裕を持って申請・更新を済ませましょう。パスポートの申請・更新には以下のものが必要です。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本
- 住民票の写し
- 証明写真(縦45×横35㎝)
- 本人確認書類
- パスポートの手数料(10年用/16,000円、5年用/11,000円)
ビザを申請する
下記で紹介している、ビザの申請に必要な書類・申請料を揃えて申請を行いましょう。
- オンラインで作成した申請書
- 有効期限内のパスポート
- 財政証明書
- CAS番号
- 英語レベルを証明するもの
- 学校に提出した成績証明書
- 申請料(学生ビザ/363GBP、短期学生ビザ/200GBP、ワーキングホリデービザ/259GBP)
※GBP=英ポンド
滞在方法を検討する
イギリス留学の主な滞在方法(滞在先)は、ホームステイ・学生寮・シェアハウス・アパート・ホテルの5つです。自身の好みや予算に合わせて検討してみてください。
例えば人と交流して英語力を上げたい方はホームステイや学生寮、一人の時間を確保したい方はアパートやホテルがおすすめ。
航空券を取る
航空券はシーズンや予約期間に合わせて金額が大幅に変動するため、出発のおよそ3ヶ月前には手配しておきましょう。早い段階で航空券の予約が埋まるGWやお盆・年末年始などの期間が近い場合は、直前だと航空券が取れない可能性もあります。
できるだけ安く確実に航空券を入手できるように、余裕を持って準備を進めましょう。
保険に入る
イギリス留学中に体調を崩してしまう可能性も無いとは言い切れません。万が一の際に備えて保険に加入しておきましょう。イギリス留学者が入る医療保険は、主にNHSとPrivateの2種類です。
イギリスの国民健康保険・NHSは、6カ月以上の長期留学では加入が必須。留学期間が6カ月に満たない場合はNHSには加入できず、私立医療または日系医療を選択してPrivateという形で診察・治療を受けます。Privateでは診察料・医療費用は自己負担になりますが、待ち時間が短縮できるうえに日本語通訳のサポートを受けることが可能です。
国際学生証(ISIC)をつくる
国際学生証(ISIC)は世界で唯一認められている国際学生身分証。国際学生証を所有していると、観光スポットや美術館・映画館・ホテルなどのアミューズメント施設を割引価格で利用できます。
健康診断を受ける
日本にいる内に健康診断を行い、体調に問題がないかチェックしてください。イギリス留学中に健康上のトラブルが生じると、生活に支障をきたすことも想定されます。特に「NHS」に加入していない場合、診療費・医療費は自己負担となってしまうため、気になる症状があれば渡航前に医療機関で受診・治療しておきましょう。
歯の治療を終える
滞在期間が6ヶ月未満の留学生は「NHS」での歯科治療ができません。イギリスの歯科治療は留学保険適用外のため、全額負担になるケースがあります。虫歯の治療や歯列矯正、歯の定期検診についても渡航前に済ませておきましょう。
イギリス留学の持ち物
イギリス留学に必須なもの
イギリス留学に必要不可欠なものは以下のとおりです。
- パスポート
- ビザ
- 入学許可証等の書類
- パスポート・ビザ・入学許可証等のコピー
- 航空券(短期留学の場合は、帰国用航空券も入国審査時に必要)
- 学校から受け取った手紙
- 留学保険の書類(加入している場合)
- 少額の現金(ポンド・円)
- クレジットカード
- 学業で使用するパソコン
パスポートやビザ、航空券を忘れると入国できないため注意。また、盗難や紛失に備えてパスポート・ビザ・入学許可証等はコピーをとっておきましょう。
イギリス留学の必需品
イギリス留学に持参すべき必需品は以下のようなものです。
- 頭痛薬や胃薬などの市販薬・目薬
- 変圧器(変換プラグ)
- マスク(イギリスではあまり販売していないため)
- 化粧品類
- メガネ・コンタクトレンズ
- 英文の処方箋(持病やアレルギーがある場合)
- SIMフリーのスマートフォン(所持している場合)
イギリスで販売されている医薬品は日本人には合わない可能性もあるため、日本製のものを持参すると安心です。
また、イギリスの電化製品は「BFタイプ」の3つ穴コンセントが採用されているため変圧器(変換プラグ)が必須。BFタイプ、または世界マルチ対応の変圧器を渡航前に用意しておきましょう。
イギリス留学に持っていくと便利なもの
イギリス留学には、以下のようなものを持参すると便利です。
- 辞書(スマホやタブレットで代用しても可)
- デジタルカメラまたは高機能カメラ付きスマートフォン
- 洗濯ネット
- 折り畳み傘
- 防虫剤・殺虫剤
- ポケットティッシュ
- 下着・インナーウェア
- 髪のカラーリング剤
- クイックルワイパーなどの掃除用具
- ランチボックス・魔法瓶
下着やインナーウェアなどすぐに使うものは、現地で購入するとサイズが合わない可能性もあります。日本から持参するのがよいでしょう。
現地で買えるものでも、日本と仕様が違い使いにくいものも。例えば、ポケットティッシュは日本よりも厚く手触りもよくありません。また、イギリスの掃除機は重いものが多いので、手軽に掃除できるアイテムがあると便利です。
イギリス留学に持っていかなくてよいもの
現地で入手しやすいため、イギリス留学に持っていかなくてよいものは以下のとおりです。
- 携帯電話(SIMフリーのスマートフォンを持参しても可)
- ドライヤー
- 炊飯器
- ハンガー・洗濯バサミ
- 文房具
- 日本の食品
- シャンプー・コンディショナー・ボディソープ
- コンタクトレンズの洗浄液
現地の大型スーパーでは、シャンプーやボディソープなどの日用品は日本と同様に購入可能です。ハンガーや洗濯バサミは現地で買えるのはもちろん、服を購入した際に頼めばハンガーも一緒にもらうことができます。
イギリスでは日本食を提供している飲食店が多いため、日本から食料品を持参する必要はありません。