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アメリカ留学で人気の都市・大学から選ぶ留学先の選び方

アメリカ留学で人気の都市・大学とは?

ニューヨーク

ニューヨークはアメリカ東海岸の北部のニューヨーク州に位置し、2023年5月現在アメリカで最も多い人口と高い人口密度を誇る大都市です。
ファッション・エンターテインメント・ビジネスなどの最先端を体験でき、有名な観光スポットも多い刺激的なエリア。一方で一歩郊外に出ると牧場やビーチなど、自然豊かな落ち着いたエリアも溢れています。

気候:
日本と同じく四季があり、年間を通しての気温や湿度は日本と比べて低め。冬は気温がマイナスになるほど厳しい寒さです。

日本からのアクセス:
成田空港または羽田空港→ジョン・F・ケネディ国際空港(直行便)
フライト時間:13時間程度

治安の良さ:★★★★☆
アメリカの大都市の中では治安が良く、安全な都市といえます。

人気の大学:
・コロンビア大学
マンハッタンにあるコロンビア大学は、多数のノーベル賞受賞者やアカデミー賞受賞者を輩出する私立の名門校。あらゆる分野でトップレベルの研究が行われており、留学生にとって優れた学習環境が整っています。

・ニューヨーク大学
ニューヨーク大学はマンハッタンにある私立大学で、ロースクールやビジネススクールはアメリカでもトップクラスとして有名。また、芸術学部演劇学科や映画学科は世界的に高い評価を受けており、数多くのアカデミー賞受賞者を輩出しています。

ボストン

ボストンはアメリカ東海岸の北部、マサチューセッツ州にある都市。多数の有名大学が集まっており、学生が多いのが特徴です。

気候:
夏が短くて冬が長いボストンは、湿度が低いため夏でもカラっとしていて過ごしやすい気候。冬は温度がマイナスになることもあり、寒さが厳しいエリアです。

日本からのアクセス:
成田空港→ローガン空港(直行便)
フライト時間:13時間程度

治安の良さ:★★★★★
治安が良く、安全な環境なため留学生にも住みやすい環境です。

人気の大学:
・ハーバード大学
ハーバード大学は、ケンブリッジにある名門の私立総合大学。アメリカ大統領やノーベル賞受賞者など、幅広い分野で優秀な人材を輩出しています。

・マサチューセッツ工科大学(MIT)
ケンブリッジにあるマサチューセッツ工科大学は、工学分野で世界最高峰とされる名門大学です。

ロサンゼルス

カリフォルニア州南部にあるロサンゼルスは、アメリカ西海岸最大の都市。ハリウッドやディズニーランドなどのテーマパークや、セレブの豪邸が並ぶビバリーヒルズといった観光スポットが数多くあります。

気候:
気温は一年を通して温暖、湿度は低く夏も過ごしやすい気候です。冬は雨が多く、朝晩の気温は10℃程度まで下がります。

日本からのアクセス:
成田空港、羽田空港、関西国際空港→ロサンゼルス空港(直行便)
フライト時間:10時間程度

治安の良さ:★★★☆☆
エリアによって治安の良し悪しに大きな差があります。人が多いエリアではスリなどの軽犯罪も多いため、注意が必要です。

人気の大学:
・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校は世界の大学ランキングでも常に上位をキープする名門校。その美しいキャンパスは、これまで数々のハリウッド映画の撮影地にもなっています。

・南カリフォルニア大学
南カリフォルニア大学の映画学科は世界的に有名です。卒業生にはスターウォーズの製作者ジョージ・ルーカスなどがおり、多くの著名人を輩出しています。

サンフランシスコ

サンフランシスコはアメリカ西海岸のカリフォルニア州北部に位置する都市。GoogleやAppleなどの一流企業が本社を置くシリコンバレーがあり、IT分野を学びたい人におすすめです。

気候:
夏の気温は日本に比べてやや低い15~20℃程度で、湿度も低く蒸し暑さはありません。冬も平均10℃前後と寒さもそれほど厳しくないので、一年を通して過ごしやすい気候です。

日本からのアクセス:
羽田空港、成田空港、関西国際空港→サンフランシスコ国際空港(直行便)
フライト時間:9時間半程度

治安の良さ:★★★★☆
治安が良い都市ですが、エリアによってはスリや置き引き、車上荒らしなどの犯罪が多いため注意が必要です。

人気の大学:
・カリフォルニア大学バークレー校
カリフォルニア大学バークレー校は数多くのノーベル賞受賞者を輩出する名門州立大学。シリコンバレーの近くに位置しており、ITやコンピュータ分野で最新の研究を行っています。

・スタンフォード大学
スタンフォード大学はシリコンバレーの中心部に位置する私立総合大学。学生5人に対して1人の教員が付くという手厚い教育環境が整備されているのが特徴です。

サンディエゴ

サンディエゴはアメリカ西海岸のカリフォルニア州南部、ロサンゼルスの南に位置しており、メキシコの国境と接している都市。
明るく開放的な雰囲気が特徴で、世界最大規模の動物園であるサンディエゴ動物園やレゴランドなどがあるリゾート地としても人気です。

気候:
一年中温暖で過ごしやすく、雨が少なく晴天が多いことから「Sunny San Diego」と呼ばれています。

日本からのアクセス:
成田空港→サンディエゴ国際空港(直行便)
フライト時間:10時間半程度

治安の良さ:★★★★★
比較的治安が良い都市です。ただし、それでも日本と比べると犯罪率は高めなので警戒は怠らないようにしましょう。

人気の大学:
・カリフォルニア大学サンディエゴ校
カリフォルニア大学サンディエゴ校は1960年創立という比較的新しい大学ですが、ノーベル賞受賞者を多数輩出。コンピュータ工学や生物学などの分野で有名です。

・サンディエゴ州立大学
サンディエゴ州立大学は数あるカリフォルニア州立大学の中でも最大規模の学生数を誇り、100以上の国から多くの留学生が学びに訪れます。

シアトル

シアトルはアメリカ西海岸の北部、ワシントン州に位置する都市。
自然と都市がバランスよく調和しており、都会過ぎない落ち着いた雰囲気が魅力です。

気候:
シアトルは夏の最も暑い時期でも最高気温は25℃程度。冬でも最低気温がマイナスになることはなく、一年を通して過ごしやすい気候です。

日本からのアクセス:
成田空港、羽田空港、関西国際空港→シアトル・タコマ国際空港(直行便)
フライト時間:9時間程度

治安の良さ:★★★★★
比較的治安が良く、住みやすいといわれています。ただし、人が集まるエリアではスリや置き引きなどには注意が必要です。

人気の大学:
・ワシントン大学
ワシントン大学はアメリカ西海岸で古くからある州立大学の一つ。世界クラスの実績をもつ優秀な教授を豊富に抱えており、レベルの高い教育内容が特徴です。

・シアトル大学
シアトル大学はカトリック(イエズス会)系の中規模私立大学で、学生の多くが敬虔なクリスチャン。規模が大きくないため教授陣との距離が近く、教員に直接質問しやすい環境が整っているのも特徴です。

留学先を選ぶ際に考慮すべきポイントまとめ

学びたいことを学べるか

留学先を選ぶ際は、その学校に留学の目的に合った教育環境やプログラムがあるかを確認することが大切です。事前にしっかりリサーチし、自身が追求したい学問や専門分野を学べる環境を選びましょう。

トータルの費用

滞在する街によって渡航費や学費、生活費などの費用が大きく異なります。渡航費用は東海岸よりも西海岸の都市のほうが安く、人口の多い都市は学費と生活費が高くなる傾向です。
留学予算との調整を考え、必要な費用を把握して留学先を選びましょう。

周辺の環境

留学先で滞在する場所の周辺環境も重要なポイントです。
都市部は交通機関が発達しており移動が便利で、娯楽施設なども充実していますが、その分人口密度も高く騒々しさや治安の悪さが心配されます。一方、郊外は自然環境が豊かで治安も良く落ち着いた住環境。ただし、交通の便が悪いなど、移動面では不便に感じることがあるでしょう。

滞在する都市の治安については外務省の「海外安全ホームページ」や外務省の「海外安全アプリ」で調べられます。