アメリカ留学をする上で必要な手続きとは?
アメリカ留学に必要な手続き【準備編】
学生ビザの申請
渡航の準備を始める目安としては、留学の大体6ヶ月前から。学生ビザの申請には受入校からの留学生資格証明書であるI-20が必要となるため、忘れずに取得しましょう。
学生ビザの申請に必要な書類は以下です。
- パスポート
- DS-160オンライン入力式ビザ申請
- パスポート写真
- 残高証明書(英文)
- 面接予約確認書
- 留学生資格証明書I-20
- 成績証明書(英文)
- SEVIS費支払いレシート
- ビザ申請料金振込票
- すべての書類を入れるフォルダー
申請手続きは以下のような流れで行います。
1. オンラインビザ申請書DS-160を書く
DS-160申請ページはこちら → Nonimmigrant Visa instructions page
2. ビザ申請料金の支払い
米国ビザ申請サイトにてプロファイルを作成した後、ビザ申請料金を支払います。支払方法としてはクレジットカード、ATM、オンラインバンクから可能です。
米国ビザ申請サイトはこちら → 米国ビザ申請サイト
3. SEVIS費用の支払い
SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)とは、学生・交流訪問者情報システムのこと。留学生の情報を管理するシステムであり、留学生やその家族が最初に書類を受け取ってから卒業/プログラム終了/または学校を辞めるまで、留学生の情報を管理しています。
システム利用料がかかり、費用を支払った上で「SEVIS費支払い確認書(I-901)」を取得することが必要です。
I-901の取得はこちらから → Department of Homeland Security - Form I-901
4. 面接予約(米国ビザ申請サイトより予約が可能です)
5. 面接
6. ビザ発給
パスポートの取得
パスポートの発行には1~2週間かかりますので、余裕を持って申請しましょう。
すでに持っている人は、有効期限のチェックを忘れずに。
残高証明の発行
残高証明書を取得するには、自分が口座を開設している銀行へ申請する必要があります。
基本的に残高証明書は英文のものを使用するため、銀行にその旨を伝えてください。
発行には3日~2週間ほどかかる金融機関もあるので、余裕を持って申請しましょう。
アメリカ留学に必要な手続き【出発編】
予防接種・海外旅行保険への加入
予防接種の接種状況ついては、ジフテリア・小児麻痺(ポリオ)・はしか・風疹の免疫証明書(英文)の提出を求められることがあります。
州によってはおたふくかぜ・破傷風・百日咳の予防接種の証明、胸部レントゲンやツベルクリン反応の結果などの提出も必要。事前に必要な予防接種を確認するようにしましょう。
また、アメリカの医療費は非常に高額なため、留学生向けの海外保険に加入するのがおすすめ。手続きなど日本語での対応もしているので、万が一の時に安心です。
クレジットカードの手続き
アメリカはカード社会のため、カードがないと支払いができないという場面も。最低2種類のカードを持参しましょう。MastercardとAmexは使えないところがあるので、VISAがあると便利です。
スマホなどの通信機器の準備
スマホ・携帯の場合、SIMフリーのものであればアメリカ現地で買えるSIMカードを入れれば日本で使っている携帯が使えます。
ただし契約内容が英語表記になるため、不安な方は日本で契約を済ませておくとよいでしょう。
また、日本の携帯ではアメリカとは若干仕様が異なり、誤動作やサービスが使えないということがあります。
そんな時はプリペイド携帯の購入、現地の電話会社との契約を検討しましょう。
航空券の購入
ビザの申請が完了したら、航空券を取ります。乗り継ぎがある場合は余裕を持った時間で予約をしましょう。
学校側から、留学生に対して到着時に空港へお迎えに来るということも珍しくありません。お迎えがある場合は、購入したフライトの日時や便名を伝えて手配をしてください。