アメリカ留学に必要なビザ取得に面接があるって本当?
書類提出だけで終わらない?アメリカ留学ビザの面接とは?
アメリカ留学に向けてビザを取得するためには、アメリカ大使館や領事館で行われる面接を受ける必要があります。
ビザ面接までの流れは下記の通りです。
- ビザ面接の予約
- セキュリティチェック
- 予約確認と必要書類の提出
- 指紋採取
- 面接
面接の予約は、アメリカ大使館ホームページからオンラインで申請可能。
当日は大使館・領事館に入館する前に、入り口でセキュリティチェックを受けます。大きな荷物やノートパソコンなどの電子機器は持ち込めないので、事前に駅のコインロッカーなどに預けておきましょう。
大使館に持ち込めるもの:
- 手持ち可能な小さめのバッグ(25cm×25cm以下)
- ビザ申請に必要な書類関係
- 本や雑誌などの書物
- スマホ(1台のみ)
持ち込めないもの:
- スーツケースやショルダーバッグなどの大きめなバッグ(25cm×25cm以上)
- 電子機器類(ノートパソコン・ゲーム機器類・携帯音楽プレーヤー・USBメモリなど)
- 食べ物、飲み物
大使館の窓口では予約確認書や必要書類を提出します。
ビザ面接には以下の書類が必要になるため、忘れずに持参しましょう。
- 面接予約確認書
- DS-160申請書の確認ページ
- 証明写真(5cmx5cm、背景が白で、6か月以内に撮影されたもの)
- パスポート
- 過去10年間に発行された古いパスポート(あれば)
- I-20
- SEVIS費の支払い確認書 など
書類提出後、デジタルスキャナーで両手の指紋を採取した後に面接官との面接が始まります。面接時間は10分~20分ほど。ビザ発給の可否については、面接の最後にその場で面接官によって知らされます。
アメリカ留学ビザ面接のポイントまとめ
当日の服装はオフィスカジュアルがおすすめ
ビザの面接は仕事の面接ではないので特にスーツを着ていく必要はありませんが、カジュアルすぎる恰好は印象が良くありません。オフィスカジュアルとされる服装で臨むのが良いでしょう。
ビザ面接でよく聞かれる質問の回答を用意しておく
ビザ面接でよく聞かれる質問には以下のようなものがあります。事前に回答を用意しておくとスムーズに面接を進められるでしょう。
- 留学の目的は?
- どのくらいの期間滞在しますか?
- どこに滞在しますか?
- 留学する学校名は?
- 留学費用は誰が支払いますか?
- アメリカの滞在予定エリアに友人や家族・親戚はいますか?
アメリカ滞在中に働く意思がないことを伝える
留学が目的で渡米する際は、アメリカで仕事を探す意思がないことを明確に伝えましょう。仕事を探す意思があると思われると、不法就労の可能性があると疑われて不合格となる場合も。 働かなくても生活できるという点をアピールするために、英文の残高証明書などがあると役立ちます。
滞在期間が過ぎる前に帰国する意思があることを伝える
面接時に「帰国後はどうするか」という質問があった場合には、ビザの滞在期間が過ぎる前にすみやかに帰国する意思を面接官に伝えましょう。
ビザに定められている滞在期間を超えてしまうと不法滞在となります。アメリカでは外国人の不法滞在や不法移民が問題となっているため、期限を超えて滞在する意思を伝えると不法滞在目的を疑われ、ビザの承認が下りない可能性があるのです。
アメリカに住みたい・アメリカで就職したいなどと言うと不法滞在が目的と疑われかねないため、そうした発言は控えましょう。