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アメリカ留学に必要なビザにはどのような種類がある?

アメリカ留学で必要になるビザの種類とは?

ビザは、外国人がある国に入国するために必要な「入国許可書」であり、観光・就労・留学などの目的に応じてさまざまな種類があります。
例えば、アメリカへの留学を目的に長期滞在をする場合は「学生ビザ」の申請が必要。学生ビザにはF-1ビザ・M-1ビザ・J-1ビザの3種類が存在します。

F-1ビザ

F-1ビザはアメリカの語学学校や高校、大学、大学院などへ通う留学生に必要なビザ。滞在期間が1週間などの短期留学でも、週に18時間以上の授業を受ける場合はF-1ビザが必要です。

  • 就学条件:週18時間以上、91日以上の就学
  • 就労条件:基本的に不可(ただし条件を満たすと部分的に就労可能)
  • 滞在可能期間:I-20(留学する学校からの入学許可証)に記載されているプログラム終了日から60日間まで
  • 費用:ビザ申請費用 160ドル(2023年5月30日以降は185ドルに値上げ)、SEVIS(学生・交流訪問者情報システム)登録費 350ドル

M-1ビザ

M-1ビザは、職業に関わる専門知識を学ぶためにアメリカの専門学校へ通う留学生に必要なビザです。

  • 就学条件:週20時間以上の受講(専門学校または専門機関での教育プログラムへの参加に限る)
  • 就労条件:基本的に不可(条件を満たすと部分的に就労可能)
  • 滞在可能期間:1年間またはI-20に記載された期間に30日を加えた期間のいずれか短い期間
  • 費用:ビザ申請費用 160ドル(2023年5月30日以降は185ドルに値上げ)、SEVIS登録費 350ドル

J-1ビザ

J-1ビザは、交換交流プログラムに参加する留学生に必要なビザです。
J-1ビザには14種類の研修カテゴリーが存在しており、アメリカ国内でのビジネスやトレーニングを目的とした研修を行う「トレーニー」と「インターン」は、多くの日本人が申請するカテゴリー。
これらのプログラムでは、有給(または無給)でアメリカ内の企業で働きながら滞在することが認められており、研修やトレーニングを通して専門知識の習得が可能です。

  • 就労条件:研修や技術の向上を目的として部分的に就労可能
  • 滞在可能期間:J1ビザの有効期限は一般的に18カ月だが参加するプログラムによって異なる
  • 費用:ビザ申請費用 160ドル(2023年5月30日以降は185ドルに値上げ)、SEVIS登録費 220ドル

ESTA

ESTAは(Electronic System for Travel Authorization)の略で、厳密にはビザではなく短期滞在する観光客向けのビザ免除プログラムのことを指します。
週18時間未満の就学で短期の留学であれば、学生ビザを取得しなくてもESTAの認証を受けることで入国が可能。ただし、90日以上の滞在や週18時間以上の就学をする場合は学生ビザの申請が必要なので注意しましょう。
ESTAはビザ面接や数々の書類提出などがいらず、オンラインで申請できます。

  • 就学条件:週18時間未満、最大90日までの就学可能
  • 就労条件:不可
  • 滞在可能期間:90日以下
  • 費用:21ドル