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シエスタとビジネス

 
 

◇◇◇◇海外ビジネス体験談コラム◇◇◇◇

シエスタとビジネス

●ご存知かもしれませんが、中南米諸国の中で、ブラジルを除く全ての国では、スペイン語が第1原語となっています。よく考えると、これは驚きに値します。

●今一度、地図をご覧ください。メキシコからチリ・アルゼンチンまで、これだけ広い地域をかつてのスペイン人は、本国から人を送り、 現地のインディオ達と戦ったり、一緒になったりして、当時のヨーロッパの文明を持ち込んだのです。その動機は植民地主義で、イギリス、フランスなど 他の列強の国との覇権争いであったのでしょう。それでも後世から見ると、とてつもない大きな仕事である事には変わりありません。

●そして、たった一国がこれだけ広い地域を制覇した事は、世界の歴史の中でも数少ない出来事です。それによって、スペイン語、キリスト教、建築様式、などスペイン風文化が沢山持ち込まれました。

●中南米の殆どの都市で、現在でもその影響を見ることが出来ます。都市や町の名前をみると、サンティアゴ、サンセパスチャン、バレンシアなどスペイン本国から沢山持ち込まれました。

●付け足しになりますが、ブラジルだけはポルトガル人が入り込み、今でもブラジル語はポルトガル語が基本になっています。

●さて、その本国であるスペインのビジネス事情です。

●最初は、シエスタという習慣、ご存知の方も多いと思います。これは一言で言うと、長い昼休みの事です。日本でも有名ですね。でも日本ではしばしば、 スペイン人は真昼間に何時間も休みを取って、働かない、だらしがない、と誤解されて伝わっているようですね。

●スペインは広い国なので、地方によってこの習慣も違っていますが、シエスタを長く取る地方では、いまでも午後1時から4時頃まで、商店銀行等、殆ど閉まります。

●そして4時からビジネス再開になり、なんと夜は9時か10時まで開いています。本当に怠け者国民であれば、こんなに夜遅くまでは働かないでしょう。

●ヨーロッパの国の中では、南に位置しており、地中海沿岸地方でも、マドリッドに代表される内陸部でも、暑い日がとても多く、効率的に働く為に、 日中休んで夜の時間を変わりに使う事は、理にかなっていませんか。

●このシエスタ、徹底して行われていますので、ビジネスのアポイントメントを取る時には、注意してください。特に短期出張者が現地の相手とアポを取ろうとすると、 なかなかよい時間の都合がつかなくなります

●その時のコツは、夜の時間(5時から9時ごろまで)を狙って約束を取る事です。又自分の旅程も、午後遅くから夜に掛けてのビジネスや商談が多くなるので、工夫してください。

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